11月23日(土)、新潟市の新潟日報メディアシップ6階ナレッジルームにて、新潟日報みらい大学「伝統と新しいをつなぐ 村上の堆朱みらい会議」が開催され、村上堆朱事業協同組合からは6名が参加し、5つの班に分かれてワークショップを行いました。
第1部では「知る~もっと知りたい!漆器のこと、村上木彫堆朱のこと」をテーマに、スペインに滞在している漆芸家で人間国宝(蒔絵)の室瀬和美さんとオンラインでつなぎ、漆と漆器の魅力を教えて頂きました。会場には三浦雄一郎さんが80歳の時にチョモランマ登頂で使った漆の器も展示されており、漆器の椀は軽くて持ち運びに良く、高地の低温状態でも使用できる優れものだったということです。
第2部では「考える~村上木彫堆朱のファンをもっと増やす方法は?」、第3部では「デザインする~暮らしを彩る商品をデザインしてみよう!」というテーマのもと、5つの班でグループ・ディスカッションと発表を行い、ファシリテーターは長岡造形大学デザイン学科准教授の吉川賢一郎先生が務め、講評もして全体の進行をまとめてくれました。
さらに、12月22日には、吉川先生による総括講座があり、ワークショップの内容・成果をステージで紹介してもらう予定です。
新潟日報みらい大学「伝統と新しいをつなぐ 村上の堆朱みらい会議」
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